産経新聞さんに掲載していただきました!

2023.11.4
NEW お知らせ

2023年11月4付の産経新聞さんの【風を読む】というコーナーに、代表:松井の取材内容とHOMIESについての紹介を掲載いただきました!!

さて、記事にしていただいた内容に触発され、追加で伝えたくなったことがあったので、下記に記しておきます。


現在、保護司は高齢化が進んでおり、平均年齢も高く40代以下で活動しているのはわずか6%程度です。

HOMIESの活動は保護司の活動と似通っている部分もあり、メンバー(対象者)と定期的に面談してお話を聴いたり、みんなで定期的に集まって雑談したり…という活動を中心にしています。今後はソーシャルスキルトレーニング(社会生活を送る際に必要となる対人スキルを育成するトレーニングプログラム)なども提供していく予定をしています。すべてオンラインです。

代表の松井がHOMIESを立ち上げようと思った時にこだわったのは、【話が聴ける人たちによる支援】と【オンラインによる支援】の2点でした。

“話が聴ける人たち”というのは、私自身もそうですが心理職や対人援助職など、【心(感情・本音)を聴く力を持っている人たち】です。傾聴トレーニングを受けていたり、既に生業としている方々の協力をいただき、社会貢献活動の一環としてボランティアで活動をしていただいております。

もう一つの“オンラインでの支援”に力を入れようと考えたのは、時代背景が大きく関わっています。

最近よく企業の中でも聞くと思いますが、若年層の人たちはテキスト(文字・絵文字)でのコミュニケーション手段が主流となっており、電話や対面でのコミュニケーション離れが起きている現代です。すぐ向かいの席にいる上司に、要件をメールで送る…といった時代なのです。

ということは、逆を言えばスマホさえあれば、なんでも出来てしまう時代でもあります。

であれば、サポートのカタチも時代の流れに沿って変化していかなければ、本当に届けたい相手に助け舟を出すことさえ出来なくなると考えました。

現在の保護司制度は地域に根ざしており、リアル対面での面談を実施していきます。その活動も非常に重要で欠かせない仕事ですが、今の時代やこれからの未来に沿った支援を考えたときに、オンラインによる関わりも外せない重要なポイントだと思っています。

立ち上がってようやく1年という、まだまだ未熟な団体ではございますが、記事に書いていただいたように“新しい波”を起こせたらいいなと思いながら、活動は地味にコツコツとやっておりますので、長い目で見ていただけると幸いです。

民間だからこそ出来ることを、波と波の合間を縫いながら軽やかに柔軟に進めるようと思います。

支援者に向けたコンテンツも少しずつ増やしていく予定です。
ご興味ある方は、ぜひご一緒しましょう!